タンジブル・ビットとソロバン ― 2008-02-29
2008/02/29 當山日出夫
茗荷バレーで働く社長の日記
http://d.hatena.ne.jp/myougadani/
http://d.hatena.ne.jp/myougadani/20080227
で、タンジブル・ビットについて触れてある。MITの石井裕さんの講演会。3月11日、東京電気大学。
http://mirai.dendai.ac.jp/openlab/2007/seminar/
「タンジブル・ビット」という言葉、CHの分野で、あまり聞いたことのない言葉であったので、リンクをたどってみる。
http://tangible.media.mit.edu/
このHPの画面を見て、まず、!?!?……と思うのは、ソロバンの映像が、真ん中に表示してあること。
以下、私の感想。
ソロバンというと、アナログの代表のようなイメージがあるが、その計算のシステムを考えて見ると、実は、デジタル(0と1の世界)であることがわかる。現在のソロバンでは、上の2つの位置、と下の5つの位置、このいずれか一つが、かならず「0」になる。それ以外は、「1」。2×5=10、で、0~9の、10の数値を表現できる。しかも、それは、人間の指先でさわって動かす。
ナルホド……と感心してしまった次第。
本というものが「タンジブル」であるかどうか……すくなくとも、開架式の書庫で背表紙が見える状態、あるいは、旧式の図書館の紙の目録カード、こういったものから何を得ていたのか、もう一回、考え直して見る必要がある。
そういえば、慶應の図書館は、(蔵書はともかく)古いことだけは古い。そのせいか、カードの中には、毛筆で墨で書いたものがあった。こういったものも、勉強するうえでは貴重な情報ではないかと思う。
當山日出夫(とうやまひでお)
笠間書院のグーグルカレンダー/学芸員不要論を撃つ ― 2008-02-29
2008/02/29 當山日出夫
各種の研究会の案内としては、ARGのイベント案内がまず思い浮かぶが、笠間書院のものもすばらしい。
http://kasamashoin.jp/2007/08/post_203.html
学会などの一覧が、Googleカレンダーに対応している。
かなり先の予定まで見られるが、CH・DH関係で注目すべきは、
2008年5月10日
美術史学会美術館博物館委員会東西合同シンポジウム「学芸員なんていらない!?―学芸員不要論を撃つ-」
大阪市 天王寺公園映像館
であろう。美術史学会のHPからたどると、
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jahs2/bujutsu-hakubutsu-iinkai/bijutsu-hakubutsu-iinkai-symposium.html#2008
先日のARGのオフ会は、図書館関係(司書の仕事)が話題になっていた。これが、博物館・美術館であれば、学芸員の業務になる。デジタル・アーカイブのなかでの学芸員の仕事とは……興味のあるところである。
當山日出夫(とうやまひでお)
追記
さっそく自分のGoogleカレンダーに追加してみたが、これは便利。 研究会の重複がよくわかる。
人文情報学シンポジウム ― 2008-02-29
2008/02/29 當山日出夫
去年、第1回があった「人文情報学シンポジウム」、ようやく、今年度(07)の、第2回の開催がきまったようである。
2008年3月22日
京都市国際交流協会
http://kura.hanazono.ac.jp/kanji/20080322.html
http://d.hatena.ne.jp/moroshigeki/20080228/1204201751
これに出るとなると、事前に読んでおくべき本がかなりある。
當山日出夫(とうやまひでお)
金剛寺一切経 ― 2008-02-29
2008/02/29 當山日出夫
笠間書院のメールマガジンで、研究会のあることを知った。ただ、そこに掲載のリンクからは、もとの情報にたどりつけなかったので、再検索して見つけた。
http://kasamashoin.jp/2008/02/2008_2.html
http://hiroark.blog.bai.ne.jp/?search=%B6%E2%B9%E4%BB%FB
http://homepage3.nifty.com/keiunno/photo/k/kongoji_kenkyukai.html
※日時・発表タイトル・場所だけ、抜粋して記す。
金剛寺関係研究会
3月4日(火) 14:00~
金剛寺聖教 ―歴代学頭の書写活動― 赤塚祐道
金剛寺聖教調査研究のこれまで 後藤昭雄
大阪大学大学教育実践センター・共通教育管理講義棟(B棟)共B107講義室
金剛寺一切経については、昨年の「じんもんこん2007」で発表があった。そのことについては、かつて、このブログでも言及している。
私的「じんもんこん2007」覚書 2008年1月1日
http://yamamomo.asablo.jp/blog/cat/kenkyukai/?offset=10
この種の古典籍調査において、CH・DHが、どのようにかかわっているのか、気になるところ。古典籍の研究者が、どのように、デジタル化されたデータを見ているのか……将来に希望のもてるような報告であることに期待したい。
當山日出夫(とうやまひでお)
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