シルクロード 文字を辿って2009-08-21

2009-08-21 當山日出夫

ようやく、半日、外出する時間がとれたので、京都まで。近鉄から京阪に乗り換えて、七条(私のあたまのなかでは「ななじょう」)の駅をとおりすぎて、清水五条(最近、京阪電車の駅名が変わった)まで行ってしまった。ちょっとつかれて、ぼ~っとしている。しかたないので、五条から七条まで歩いてしまった。

行ってきたのは、京都国立博物館。目当ては、

シルクロード 文字を辿って -ロシア探検隊収集の文物-

私なりに分かりやすく言い換えると、現在のロシアの持っている敦煌文献のコレクションの展覧会。「シルクロード」と「文字」、センスがいいというべきかどうか、ちょっと判断にまよう。「敦煌文献」と称してくれた方がわかりやすいのだけれど。なお、敦煌文献といっても、狭義に敦煌の地で収集の文献だけではなく、広義に中国の西の地方をさしてである。

思うことはいろいろある。展覧会を見ての感想を、ひとことだけ書けば、

公的な文字は規範的である

ということになる。まさに、今の、新常用漢字表の議論につながる問題点がある、と私は思う。

ともあれ、ひさびさに、目の保養であった。

當山日出夫(とうやまひでお)

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