プロジェクトX「日本初のマイカー」2021-06-19

2021-06-19 當山日出夫(とうやまひでお)

プロジェクトX 日本初のマイカー てんとう虫 町を行く

前回は、
やまもも書斎記 2021年6月12日
プロジェクトX「カップめん・どん底からの逆転劇」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/06/12/9387028

スバル360には乗ったことがある(と思う。記憶は定かではないのだが)。我が家には自動車などなかった。たしか、知り合いの人の車に乗せてもらったのではなかったろうか。

ともあれ、この自動車が街を走っていたときのことは、おぼろげながら記憶にある。

繰り返しになるが、この「プロジェクトX」は、(その意図はなかったのかもしれないが、結果的に)戦後日本の多くの人びとの生活誌を描くことになっている。この回は、自家用車ということで、スバル360の開発の物語であった。

現在の会社名は、スバルになっているが、もとは富士重工。そのもとをたどれば、中島飛行機という会社であったことは知っている。戦時中は、戦闘機の生産をおこなっていた。

ここでも、戦後の日本の経済成長をささえた技術の多くが、戦時中の軍事技術に由来するものがある、すくなくとも、そこには働いていた技術者たちの仕事の場があった……このことを、私は、悪くいうつもりはない……ただ、そのような歴史の流れがあったことは、事実として押さえておくべきことだと思う。

ともあれ、日本の戦後の自動車産業の歴史をたどるうえで、スバル360という小さな自動車のもつ意味は、決して小さくはない。その後、大衆車ということでは、カローラとかサニーに引き継がれていくことになるのだろうが。

そして、今、ガソリンエンジンの自動車は、いずれ姿を消すだろうと予測されている。電気自動車などにとって代わられることになるのだろう。そのとき、日本の自動車産業はどのようになっているのか、予測できない。スバルというメーカーが生き残れるかどうかも、不明というところかもしれない。

だが、歴史の中に残る名車として、スバル360は、忘れられることはないだろう。

2021年6月17日記

追記 2021年6月26日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年6月26日
プロジェクトX「炎を見ろ赤き城の伝説」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/06/26/9391619

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