フロンティア「宇宙人はどこにいるのか?」 ― 2024-03-22
2024年3月22日 當山日出夫
フロンティア 宇宙人はどこにいるのか?
一月ほど前の放送だが、録画して残してあったのをようやく見た。
天文学にはまったく知識がない。そんなものなのかな、という気分で見たことになる。
宇宙人、地球外高度生命体、について、その存在をまったく否定する合理的理由がない以上、それが存在することを考えてみることに価値がある。おそらく、天文学者のほとんどが、宇宙人の存在を肯定している。少なくとも、まったく否定するということは無い(らしい)。
宇宙人についての研究は、その観測技術の進歩とともにある、ということが理解される。電波望遠鏡の利用、あるいは、宇宙そのものの成り立ちについての理解、これらの技術の開発、科学的知見によって、宇宙人についての考え方も変わってきたことになる。
何よりも重要なことは、宇宙人の存在を考えること、それを探査することは、人間にとって地球とはなんであるか、人間とはどのような存在なのか、根本的な反省をともなうことになることである。人間観、文明、文化、社会、政治、そして、宗教、さらには、神にいたるまで、多くの人文学のかかわる分野に影響をおよぼすことになる。宇宙人について考えることは、人文学の立場からも、重要な意味がある。
コンピュータやAIの発達が、人間観の変革をせまるものであるように、宇宙人とはどんな存在であるのかも、また、最新の技術や科学的知見とともに変化してきたことになるし、これからも、大きく変化していくことだろう。技術の発達、科学の発達が、人間とはなんであるか、生命とはなんであるか、知性とはなんであるか、その問いを常にささえるものになっていることについても、考えることになる。
2024年3月20日記
フロンティア 宇宙人はどこにいるのか?
一月ほど前の放送だが、録画して残してあったのをようやく見た。
天文学にはまったく知識がない。そんなものなのかな、という気分で見たことになる。
宇宙人、地球外高度生命体、について、その存在をまったく否定する合理的理由がない以上、それが存在することを考えてみることに価値がある。おそらく、天文学者のほとんどが、宇宙人の存在を肯定している。少なくとも、まったく否定するということは無い(らしい)。
宇宙人についての研究は、その観測技術の進歩とともにある、ということが理解される。電波望遠鏡の利用、あるいは、宇宙そのものの成り立ちについての理解、これらの技術の開発、科学的知見によって、宇宙人についての考え方も変わってきたことになる。
何よりも重要なことは、宇宙人の存在を考えること、それを探査することは、人間にとって地球とはなんであるか、人間とはどのような存在なのか、根本的な反省をともなうことになることである。人間観、文明、文化、社会、政治、そして、宗教、さらには、神にいたるまで、多くの人文学のかかわる分野に影響をおよぼすことになる。宇宙人について考えることは、人文学の立場からも、重要な意味がある。
コンピュータやAIの発達が、人間観の変革をせまるものであるように、宇宙人とはどんな存在であるのかも、また、最新の技術や科学的知見とともに変化してきたことになるし、これからも、大きく変化していくことだろう。技術の発達、科学の発達が、人間とはなんであるか、生命とはなんであるか、知性とはなんであるか、その問いを常にささえるものになっていることについても、考えることになる。
2024年3月20日記
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