『ちむどんどん』あれこれ「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」2022-05-29

2022年5月29日 當山日出夫(とうやまひでお)

『ちむどんどん』第7週「ソーミンチャンプルーvsペペロンチーノ」
https://www.nhk.or.jp/chimudondon/story/week_07.html

前回は、
やまもも書斎記 2022年5月22日
『ちむどんどん』あれこれ「はじまりのゴーヤーチャンプルー」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/05/22/9492792

結局、暢子はクビにならずにすんだ。

この週で描いていたことは、次の二つが印象に残っている。

第一に、暢子。

レストランのオーナーに対して、ペペロンチーノで勝負することになる。このあたり、無謀というか、無茶というか、勤め始めて間もない新人のすることではなかろうと思うが、どうだろうか。そもそも、暢子は、ペペロンチーノをこれまでに食べたり作ったりしたことはなかったはずである。

また、この当時(一九七二年)の東京において、洋食レストランで、イタリアンがどれほどあったかのだろうか、という素朴な疑問もある。この当時であれば、高級洋食店となると、フランス料理であったように記憶する。

ともあれ、暢子の料理は認められることになり、暢子は働き続けることができるようになった。まかないも担当になる。このあたりは、暢子のレストランでの仕事は順調にいっているということなのだろう。

第二に、良子。

縁談がまとまりかけたところで、恋人(と言っていいのだろう)の博夫が乱入することになり、いつのまにか、良子は博夫と結婚することになった。このあたりは、ドラマとしては、約束通りの筋書きであったと感じる。

ここで意外だったのは、良子に言い寄っていた男性の金吾。あっさりと諦めて、逆に良子の結婚を祝福する側になる。結局、金吾はいい男だったのかもしれない。

以上の二つが印象に残っているところである。

それから気になるのが、ニーニーの賢秀。はたして、詐欺ということになるのだろうか。あるは、未遂に終わったのか。

しかし、いったいニーニーはどうやって沖縄に戻ってきたのだろう。旅費はどう工面したのか。

さて、次週は、暢子が仕事を変わるようである。新たな登場人物もあるらしい。楽しみに見ることにしよう。

2022年5月28日記

追記 2022年6月5日
この続きは、
やまもも書斎記 2022年6月5日
『ちむどんどん』あれこれ「再会のマルゲリータ」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2022/06/05/9497059

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