CH83(3)2009-07-29

2009-07-29 當山日出夫

今回のCH研究会で、岡本真さん(ARG)と会えたのも、一つのしあわせ。来月のARGカフェは、日程の変更で、どうも行けそうにない。23日だったら行けたのに。まあ、次の機会があるだろう。

ところで、雑談。

新しい国立公文書館長が高山正也さん。一部の人は知っていることだが、あまり、世の中で話題になることがない。しかし、国会図書館長が長尾真さんであることと合わせて考えると、この人事の意味は決して小さくはないと考える。

公文書管理法の成立をうけて、今後、国立公文書館、それから、各地の公文書館・文書館がどうなるかは分からない。だが、おおきな流れとして、MLA(美術館、博物館、図書館、文書館など)の連携が、デジタルを基盤として、より一層すすむことは確かであろう。というよりも、そのようでなければならない。

では、この流れのなかで、CH研究会で考えるような、学術情報資源の共有化と流通は、どのようになっていくのだろうか。今回のCH83は、人文地理学会の歴史地理研究部会と一緒。話しを聞いていると、地理の方のGISでは、地図のデータの共有は当たり前のことになっている(ように思える)。

だが、人文学一般でとなると、基本となるデータ(たとえば地図)の共有ということは、そう簡単ではない。同じ人文学といっても、すこし分野がちがうと、まるっきり違う世界がある、という印象であった。

當山日出夫(とうやまひでお)

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