オンライン授業あれこれ(その二一)2021-01-28

2021-01-28 當山日出夫(とうやまひでお)

続きである。
やまもも書斎記 2021年1月21日
オンラインの授業あれこれ(その二〇)
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/01/21/9339554

ようやく今年度(二〇二〇)の後期授業が終わった。オンラインの教材配信が終わったところである。後は、最後のレポートの電子メール提出である。

思い返せば、二〇二〇年度は異例ずくめの授業であった。前期は、オンライン。LMSを使っての教材配信と、電子メールでのレポート提出。後期は、教室で授業ができたのだが、例年と違って大きな部屋に変更になった。学生が着席して距離を取るためである。大きな教室なので板書して、説明ができない。やむをえず、配布した教材プリントについて、説明を加えるだけの話しになってしまった。授業はちょっと早く終わることにした。終わって、学生が、エレベーターや廊下、階段で密集しないためである。

その後期の授業も、京都の緊急事態宣言をうけて、最後の二回はオンラインになった。前期と同様の教材配信。

レポートは、教室で受け取ったものもあるし、電子メールで受け取ったものもある。A4一枚ぐらいに書くもので、四回。これで、通常の試験ができた場合と同じようなことを、答案の代わりに書いて提出ということになった。

オンライン、それも動画配信ではなく、教材プリント、解説の配信という、文字を基本のものとしたが、これはこれなりに、なんとかうまくいったかと思う。たまたまであるが、日本語史という科目で、日本語の文字や表記、文章といった内容の話しを中心にしたので、とにかく書いたものを読むことが重要になる。学生が読んで考えてくれなければ、意味がない。

これが、音韻とかアクセントとかのことについて触れるとなると、どうしても音声つきの動画像の配信ということが必要になっただろう。

それから、二〇二〇年度になって、急遽、授業がオンラインになるということで、当初心配されていたこと、学生のインターネット通信環境の問題は、どうなったのだろうか。学生が自分のパソコンを持ち、光回線などでインターネットに接続している、という状況になっているという話しは、伝わってこない。これはどうなのかなと思う。やはり、依然として、スマホだけしか持っていないという学生もいるのかもしれない。あるは、スマホも持っていない学生もいるのだろうか。このあたりの事情が、どう改善されるのか、詳しいことがわからないのが、どうにももどかしい。

これは、次年度(二〇二一)の授業をどう考えるかに影響してくる。これは、COVID-19感染症の程度によることは無論であるが、しかし、新年度から無事にそれまでと同じ通常の授業ができる状況になるとは考えられない。せいぜい楽観的に考えてみても、緊急事態宣言が解除されるかどうか、といったところである。感染症はつづくだろうから、以前のように教室で授業ができるかどうかわからない。こればかりは、今後の推移を見ながら判断することになる。

だが、ともあれ、オンライン方式にせよ、大教室での授業にせよ、どうにかなるということは経験的にわかってきたところでもある。なんとか、状況に合わせて対応していくしかないと思う。

2021年1月27日記

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