『おかえりモネ』あれこれ「相手を知れば怖くない」2021-08-01

2021-08-01 當山日出夫(とうやまひでお)

『おかえりモネ』第11週「相手を知れば怖くない」
https://www.nhk.or.jp/okaerimone/story/week_11.html

前回は、
やまもも書斎記 2021年7月25日
『おかえりモネ』あれこれ「気象予報は誰のため?」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/07/25/9401361

この週から、百音は気象予報士としてはたらきはじめた。そして、菅波と再会した。

見て思うこととしては、次の二点を書いてみる。

第一に、気象予報士としての仕事。

会社に採用になって、テレビ局で天気予報の番組にたずさわることになる。担当は、コサメちゃんと傘イルカくんである。が、天気予報の時間で、何を伝えるべきか、百音は考えることになる。夏である。水の事故のことを思って、その注意喚起にはげむ。しかし、それだけでは、視聴者に不満もあるようだ。

菅波と再会して後、リラックスして仕事に臨むようになった。これから<気象予報士として、何をどのように伝えていくべきなのか、さらなる試行錯誤の日々になるのだろう。

第二に、菅波とのこと。

コインランドリーで、ばったりと再会することになる。偶然にしては、できすぎているような気がしなくもない。連絡先を知っているのなら、今の自分の住まいの位置……お風呂やさんである……を教えてもいいようなものかと思うが、そうしないのが百音なのだろう。

ともあれ、久しぶりに菅波と会って話をすることができて、百音は仕事への展望が開けてきたようでもある。新人から一歩脱却することができた。

この後、菅波とのかかわりはどうなるのだろうか。

以上の二点のことなどが、思うことなどである。

それから、お風呂屋さんに住まいしている、もう一人の人物……宇田川さん……は、姿を見せることがあるのだろうか。なんとなく、家の中に妖怪がいるような雰囲気である。

次週、台風になるようだ。気象予報士として百音がどのような活躍をすることになるのか、楽しみに見ることにしよう。

2021年7月31日記

追記 2021年8月8日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年8月8日
『おかえりモネ』あれこれ「あなたのおかげで」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/08/08/9406311