電書2010-05-16

2010-05-16 當山日出夫

ものが普及するということは、その名前がひろまることでもある。この観点から、書籍の電子化は、どのような用語がつかわれるだろうか。

・電子書籍
・デジタルブック
・電子ブック
・デジタル書籍

などが思い浮かぶところである。図書館になれば、

・デジタルライブラリ
・電子図書館

といったところか。

では、これを略称するとどうなるだろうか。電子書籍→電書、これは、定着するだろうか。TwitterのTLを見ていると、どうやら一部では、すでにつかわれ始めているらしい。「電書」。

ところで、デジタル・カメラ→デジカメ、という方式にならうならば、

・デジタル・コミック→デジコミ
・デジタル・マガジン→デジマガ

これぐらいは定着しそうな気がする。この延長で、

・デジタル本→デジ本

は、どうだろうか。

こんなことは杞憂であって、まず本があり、その書籍版とデジタル版(電子版)に分かれるという方向もあるだろう。

電子書籍それ自体がどうなるか、まったく予断をゆるさない状況であるが、その呼称がどうなるかにも注目していきたいと思っている。

當山日出夫(とうやまひでお)

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