『どうする家康』あれこれ「三河平定戦」2023-01-24

2023年1月24日 當山日出夫

『どうする家康』第3回「三河平定戦」
https://www.nhk.or.jp/ieyasu/story/

この『どうする家康』から、NHKの番組HPのデザインの方針が変わっている。これまでは、各回ごとにそれぞれ独立したページがあって、URLがあったのだが、それが、一つにまとまっている。過去の放送回については、スクロールして下の方を見ていけばよいというつくりになっている。おそらく、PCで見るよりも、スマートフォンで見るユーザのことを考えた変更なのだろうと思う。(そのせいなのだが、このように文章を書いて、その回のURLを指定するということができなくなってしまった。)

それにしても家康はダメ殿様である。こんなに優柔不断でリーダーとして、戦国の世をわたっていけるのだろうかと不安になる。(まあ、このあたりは、最終的に天下を取るのが家康であるという歴史の結果を知っているから思うことなのかもしれないが。)しかし、家臣は、それぞれに優秀である。優秀な家臣団にささえられて家康の人生はあったということになるのかもしれない。

ところで、この回を見て思ったこととしては、殿様というのは何のためにあるのかということ。国と領民のために存在する……ということらしい。これはこれで一つのドラマを作るものの見方であろう。

ただ、ちょっと気になったところがある。それは、領民=百姓=農民=稲作、という図式であり、また、その領民が、戦乱にあっては兵となるということである。このあたり、現在の歴史学ではどう考えているのだろうか。ちょっと気になるところではあった。

さて、これから家康は今川と織田との間でどう生きることになるのか。まさにどうすることになるのか。続きを楽しみに見ることにしよう。

2023年1月23日記