サイエンスZERO「生命をつなぐ神秘のパワー 味覚」2025-10-28

2025年10月28日 當山日出夫

サイエンスZERO 生命をつなぐ神秘のパワー 味覚

録画してあったのがHDにあったのを、ようやく見た。これは面白かった。

霊長類が葉っぱ(植物)を食べるようになったということと、うま味を感じるようになったということは、進化の過程で起こったことなのだろうが、こういうのは、どうしてもニワトリとタマゴのように思うが、どうなのだろうか。たまたま、葉っぱを食べて美味しく感じるようなサルがいて、食生活、また、食料を得るための行動、そして、群れとしての行動が、変化していって、進化の方向が決まっていった、ということでいいのだろうか。

一番面白かったのは、味覚を感じるかどうかを、実験的に確かめるための手法の開発。細胞レベル、遺伝子レベルの操作で、味覚の反応を確認することができる。こういう手法を開発したということが、とにもかくにも、興味深い。

うま味という味を、つい近年まで、学界では認知することがなかったという歴史も面白い。うま味というと、グルタミン酸ということになるし、これは、味の素を作った、あるいは、発見した、ということにたどりつくはずである。グルタミン酸が昆布から発見されたとき、味覚の研究者(という研究分野が、その当時あったかどうか知らないのだが)は、どう反応したのだろうか。

この番組の中では言っていなかったことだが、味を味蕾が検知するとして、その情報を脳で、どう処理しているのか、味の記憶、味の好き嫌い、ということは、どういうメカニズムによっているのか、ということが気になるところである。

どうでもいいことかと思うが、ネコはスルメが大好きである。しかし、天然自然にスルメは存在しない。人間が加工して出来る。ということは、昔のネコは、人間と住む前は、スルメを作る人間に飼われるようになる前は、その味を体験することができなかった、ということになる。こういう意味では、人間には、まだ知られていない、未知のものすごく美味しいものがあるのかもしれない。さて、どうなのだろうか。

2025年10月26日記

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