3か月でマスターする古代文明「(4)エジプト ピラミッドと黄金が王国を変えた」2025-10-28

2025年10月28日 當山日出夫

3か月でマスターする古代文明 (4)エジプト ピラミッドと黄金が王国を変えた

国家や社会の組織が整ってきたからピラミッドが作れたのか、あるいは、ピラミッドを作ることで、そのために必要な社会の仕組みが出来上がってきたのか。このあたりは、タマゴとニワトリ、みたいなもんだろうと思っている。

少なくとも、ある程度まで古代の国家としての形があり、人びとを組織的に動員できるシステムがないと、ピラミッド建設ということにはならないだろうから、まったくのゼロの地点から考えることは、できないだろう。

こういう発想は、近現代の日本の歴史において、昭和になって大東亜戦争(この名称で書くのが適当だろうと思う)遂行のために、いろんな国の組織や社会のシステムが整備されていった。いったん、敗戦ということで終わるのだが、その戦時中のシステムが残っていたおかげで、戦後の高度経済成長を遂げることができた。このようなことは、昭和の歴史の常識的なところかと思う。そして、その前の段階として、明治になってからの近代国家としての歩みを考えることになる。これと、古代エジプトのピラミッドのことを考えるのと、まあ、似たようなものの考え方である。

この回で、分からないから言わないのか、ごまかしていたのか、古代エジプトの宗教、その権威と、国家としての権力、これは、どういう関係にあったのだろうか。王がすなわち神であるとして、死んでからも神でありつづけるとするならば、年代が経るごとに、神様が増え続けることになる。こういうことについては、まだ分からないというべきだろうか。

これが、唯一絶対の一神教の成立となると、また話しが違ってくる。考え方によっては、人類の最高の発明(?)は、一神教、ということなのかもしれない。

金の再利用ということが言われていたが、これは、金の成分を分析することで、どこで採掘、精練された金が、どのように使われていたのか、科学的にトレースすることが可能だとは思うのだが、こういう研究はおこなわれているのだろうか。

2025年10月24日記

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