英雄たちの選択「ここまでわかった!若き信長の「桶狭間の戦い」」 ― 2025-11-07
2025年11月7日 當山日出夫
英雄たちの選択 ここまでわかった!若き信長の「桶狭間の戦い」
もう今では出ないことが多くなってしまっているが、学会や研究会などがあって、懇親会に出て、それから、気の合う人とか若い人たちとつれだって、二次会で居酒屋にでもいって、ああだこうだと話しをするのは、楽しいことの一つだった。これも、今の時代では、酒の席に若い人をさそったりするようなことは、ハラスメントとされるので、遠慮することになるかと思う。(まあ、つまらない時代になってしまったものだと、個人的には思うところがあるけれど。)
この番組を見ていると、学会が終わった後の懇親会の後の二次会で、仲間同士でしゃべっている感じである。とても学術論文に書けるということではないが、しかし、見方によると、研究の方向性をしめしたり、資料(史料)についての斬新な解釈の可能性だったり、こういう話しは、それなりに楽しいものである
磯田道史という人は、軍事関係の雑談になると、急に熱気をおびてきて雄弁になる。こういう人がいてもいいと思うが、しかし、論文としてどう記述するかということとは、まったく別のこと、いや、その根底では繋がっていること、というべきかもしれない。
史料の風圧ということを言っていたが、これは、実感として分かる。史料であれ、あるいは、私のかかわった範囲であるような日本語の歴史にかかわる文献資料であれ、筋のいい資料、というべきものがある。それについて、直感的に、これは魅力的な資料だなと感じることが出来るかどうか、ここのところは、研究者としての資質といってもいいかもしれない。
桶狭間の戦いの現地に行って見る、歩いてみるということは、重要なことである。現在なら、GIS(地理情報システム)の歴史学への応用ということで、番組で示していたあたりの地理情報を、コンピュータであつかうことは、かなり簡単なことになっているはずである。おそらく、今なら、学部の学生ぐらいでも、普通に使えるかと思う。
だが、そうはいっても、自分で史料の実物を解読して、現地に足を運んで実際に歩いてみる、こういうことにこそ、研究の楽しみ、というものがあると、私などは感じるのだが、もう古い感覚かもしれない。
桶狭間の戦いを兵騎をつかって図上演習でやってみせるというのは、今の時代の番組の作り方としては、きわめて古めかしい見せ方である。CGを使わないあたりが、あるいは、この番組の魅力というべきかもしれない。
2025年11月3日記
英雄たちの選択 ここまでわかった!若き信長の「桶狭間の戦い」
もう今では出ないことが多くなってしまっているが、学会や研究会などがあって、懇親会に出て、それから、気の合う人とか若い人たちとつれだって、二次会で居酒屋にでもいって、ああだこうだと話しをするのは、楽しいことの一つだった。これも、今の時代では、酒の席に若い人をさそったりするようなことは、ハラスメントとされるので、遠慮することになるかと思う。(まあ、つまらない時代になってしまったものだと、個人的には思うところがあるけれど。)
この番組を見ていると、学会が終わった後の懇親会の後の二次会で、仲間同士でしゃべっている感じである。とても学術論文に書けるということではないが、しかし、見方によると、研究の方向性をしめしたり、資料(史料)についての斬新な解釈の可能性だったり、こういう話しは、それなりに楽しいものである
磯田道史という人は、軍事関係の雑談になると、急に熱気をおびてきて雄弁になる。こういう人がいてもいいと思うが、しかし、論文としてどう記述するかということとは、まったく別のこと、いや、その根底では繋がっていること、というべきかもしれない。
史料の風圧ということを言っていたが、これは、実感として分かる。史料であれ、あるいは、私のかかわった範囲であるような日本語の歴史にかかわる文献資料であれ、筋のいい資料、というべきものがある。それについて、直感的に、これは魅力的な資料だなと感じることが出来るかどうか、ここのところは、研究者としての資質といってもいいかもしれない。
桶狭間の戦いの現地に行って見る、歩いてみるということは、重要なことである。現在なら、GIS(地理情報システム)の歴史学への応用ということで、番組で示していたあたりの地理情報を、コンピュータであつかうことは、かなり簡単なことになっているはずである。おそらく、今なら、学部の学生ぐらいでも、普通に使えるかと思う。
だが、そうはいっても、自分で史料の実物を解読して、現地に足を運んで実際に歩いてみる、こういうことにこそ、研究の楽しみ、というものがあると、私などは感じるのだが、もう古い感覚かもしれない。
桶狭間の戦いを兵騎をつかって図上演習でやってみせるというのは、今の時代の番組の作り方としては、きわめて古めかしい見せ方である。CGを使わないあたりが、あるいは、この番組の魅力というべきかもしれない。
2025年11月3日記
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