積んである本:教育関係2009-07-20

2009-07-20 當山日出夫

書くことの話題のないときは、積んである本のことを書くだけでも。

天野郁夫.『大学の誕生』(上・下)(中公新書).中央公論新社.2009
刈谷剛彦.『教育と平等』(中公新書).中央公論新社.2009

どちらも、教育についての本である。おそらく、今後、教育とは何かを考えるとき必読の本になるはず(と判断して買っておいた)。

ネット社会における「知」のあり方を考えるとき、温故知新というわけではないが、かつて、むかしはどうであったのか、それがどうなってきたのか、ふりかえる必要がある。これを、狭義の「教育史」にとどめずに、そこから何を学び取るか、であると考えている。

當山日出夫(とうやまひでお)