『ARG』391号の感想2009-09-07

2009-09-07 當山日出夫

『ARG』391号を読んで思ったこと、いささか。
http://d.hatena.ne.jp/arg/20090907/1252253880

まず、
・大阪教育大学附属図書館デジタルコレクション
http://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/digital-collection/

これの「リンク」についての注記の意味が、岡本さん同様、よくわからない。私の立場としては、

・インターネットの世界は、リンクは自由。

・ある意味でのコミュニケーションとして、リンクしたことの通知を求めることはってもいいかもしれない。誰に、どのように、リンクされて、使用されているか、HP作成者にとっても、将来の改善のために必要であることも、考慮の余地はある。しかし、義務ではない。

・リンクを禁止する、これは理解できない。
たとえば、教育掛け図コレクションのリンク集、というものを誰かが作ろうと思ったとき、それにはふくめるな、ということか。いや、それ以前に、『ARG』などで、紹介することすら出来ない。これでは、いったい何のための公開であるのか。

この問題、場合によると、デジタルライブラリ(グーグルブックス、国会図書館)にも、関係してくるかもしれない。

それから、国文学研究資料館の英語のアイコンの問題。英語だから国旗のアイコンを使ってしまうのかもしれない。これが、朝鮮語(韓国語)であれば、どうすべきか、考えてみればすぐに問題はわかるだろう。

なお、私は、基本的に「朝鮮語」の名称を使用する。「ハングル」は、文字の名称としている。

また、いずれ感想を書くつもりだが、『ヤシガラ椀の外へ』(ベネディクト・アンダーソン)では、イギリス語・アメリカ語、の用語を使っている。

當山日出夫(とうやまひでお)

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