ブラタモリ「山形」2023-07-24

2023年7月24日 當山日出夫

ブラタモリ 山形

山形についてはほとんど知識がない。

あつかっていたのは、山寺、サクランボ、最上義光、三島通庸、紅花……このあたり。地学の話題としては、山寺の穴ぼこだらけの断崖がどうしてできたか。

気になったこととしては、(別にこの回だけで特に気になったということではないが)、江戸時代の藩の大きさを示すのに、「石」を使うのは一般的であるとして、はたしてそれが、実質的にどのような藩の規模や経済を反映していたものなのか、このあたりは、問題のあるところだろう。「石」単位の藩の規模は、縮小傾向であったかもしれないが、そのかわりに、紅花で栄えたと言っていいのかもしれない。では、その紅花による収益は、藩の経済規模にどうかかわっていたのか。このあたり気になるところではある。(といって、今から、研究書を読んで勉強してみようというつもりはないのであるが。)

三島通庸は、教科書に出てきたと憶えているのだが、あまりいい印象ではない。が、番組では、明治になってからの山形県の基礎をつくった能吏としての側面に言及していた。これは、これで、一つの見方ではあるだろう。

この回もそうなのだが、江戸時代以前の藩の領域と、明治になってからの県の領域と、どう関係するのか。現在の山形市、あるいは、山形県は、近世以降どうであったのか、このところに触れることはなかった。(これは、調べる気になれば、そう面倒なことはないのであるが。)

さて、これから山形に行くことはあるだろうか。山寺には行ってみたい気がする。

2023年7月23日記

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