フロンティア「東洋医学」2024-02-17

2024年2月17日 當山日出夫

フロンティア 東洋医学

アイスマンのことは知っていたのだが、(たしかイタリアをスイスの境目あたりで発見されて、その後、帰属をめぐって議論があったと憶えているが)、その体に入れ墨があり、それが鍼灸のツボに合致しているものだとは知らなかった。

お灸をすえる、ということばは日本語の中に残っている。しかし、今の日本で鍼灸というのは、どうなっているのか、私はほとんど知らない。

鍼灸だけではなく、漢方薬について、現代の医学、科学の視点から、再検討が進んでいるというのは、そういうものなのかと思う。人間の体の神経の作用とかについては、古来よりの鍼灸についての知見から学びうるものがあるということは、そうかと思う。なにより経験の蓄積がる。また、漢方薬の薬の成分の効果について、現代の科学で検証していくということは、価値のあることにちがいない。

東洋医学ということであつかわれていたが、他にイスラム世界や、世界の各地の先住民族の人びとが、どのような医療行為を行ってきたのか、検証の価値はあると思う。無論、その中には、インチキもあるだろうが、そうときめてかからずに、科学的に検証していくという姿勢は重要な意味があると考える。

2024年2月15日記

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