「春の池袋でアニメな人々を見つめてみた件」 ― 2024-04-30
2024年4月30日 當山日出夫
ドキュメント72時間 春の池袋でアニメな人々を見つめてみた件
アニメの市場規模がかなりのものになっているということは知っていたことなのだが、その一部にこのようなグッズなどの流通業者がいることになる。おそらくは、このような業者を介さずに、直接、ネット上のマーケットへの出品ということもあるはずだが。
出てきたアニメ作品の名前は、ほとんど知らないものばかりだった。まあ、これはアニメにうとい老人である身としては、そんなもんだろうと思うしかない。
興味深かったことがいくつかある。
同人誌、二次創作の世界的な広がりである。日本のアニメの特徴の一つは、二次創作という分野にあることは知られていることだろう。(著作権法としては、微妙な問題になるところなのかもしれないとは思うが、しかし、現実には、各種の二次創作によってアニメ業界全体がなりたっている。)
それから、店にポスターがはってあったのだが、男性生写真とか女性向けCDとか、いったいどんなものなのだろう。これは、番組の趣旨とは関係ないことなのだが、ちょっと気になった。
二次創作をきっかけに、坂口安吾の『堕落論』を読む若い女性がいた。私が『堕落論』を読んだのは、高校生のころだったかと思う。今の若い人は、坂口安吾をどのように読んでいるのだろうか。
2024年4月29日記
ドキュメント72時間 春の池袋でアニメな人々を見つめてみた件
アニメの市場規模がかなりのものになっているということは知っていたことなのだが、その一部にこのようなグッズなどの流通業者がいることになる。おそらくは、このような業者を介さずに、直接、ネット上のマーケットへの出品ということもあるはずだが。
出てきたアニメ作品の名前は、ほとんど知らないものばかりだった。まあ、これはアニメにうとい老人である身としては、そんなもんだろうと思うしかない。
興味深かったことがいくつかある。
同人誌、二次創作の世界的な広がりである。日本のアニメの特徴の一つは、二次創作という分野にあることは知られていることだろう。(著作権法としては、微妙な問題になるところなのかもしれないとは思うが、しかし、現実には、各種の二次創作によってアニメ業界全体がなりたっている。)
それから、店にポスターがはってあったのだが、男性生写真とか女性向けCDとか、いったいどんなものなのだろう。これは、番組の趣旨とは関係ないことなのだが、ちょっと気になった。
二次創作をきっかけに、坂口安吾の『堕落論』を読む若い女性がいた。私が『堕落論』を読んだのは、高校生のころだったかと思う。今の若い人は、坂口安吾をどのように読んでいるのだろうか。
2024年4月29日記
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