グーグルブックスとドラえもん2009-09-03

2009-09-03 當山日出夫

今日(9月3日)は、ドラえもんの誕生日。だから、今日の、Googleのトップの画面は、ドラえもんになっている。しかし、画面には、(C)の表示は無い。証拠を残すため、画面をPDF化しておいた。

いま、世界中で読まれている『ドラえもん』は、グーグルブックスでは、どうなるだろうか。

ところで、今日の朝日新聞を見ると、対照的な二つの記事がある。
URLは記すが、asahi.comは、記事の保存期間が短いので、リンク切れになることは確かなのであるが。

一つは、長尾真さん(国会図書館長)による、デジタルライブラリ(電子図書館)の構想について。
〈ネットはいま〉かわる―2 日本なりの電子化探る
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200909020197.html

もう一つは、
49出版社が和解案から離脱 グーグルの書籍デジタル化
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200909020285.html

国会図書館の大規模デジタル化についても、いろいろ問題をかかえているようである。「本」という物理的な存在の意味、これを考えるのは、まずもって教育においてであろう、と私は思う。だからといって、考えがまとまっているわけではない。しかし、「教育」という視点をもたずに、出版社・著作権者の利害だけで論じることのできない問題ではあると、思うのである。

當山日出夫(とうやまひでお)

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