『ARG』374号の感想 ― 2009-05-11
2009/05/11 當山日出夫
『ARG』374号を読んでの感想をすこし。
まず、注目すべきは、九州大学蔵書印データベース、である。
書誌学などにかかわると、その「蔵書印」は、非常に重要な情報。要するに誰が持っていた本である、その伝来のすじみちである。
この観点からは、九州大学のみならず、各図書館で、同様の取り組みがなされ、横断検索可能になると、日本の、古典文献学が大きく変わる。国会図書館とか、国文学研究資料館とかが、中心となって、全国的規模ですすめて欲しいものである。
ところで、仙台には、ちょっと行けそうにない。残念。
當山日出夫(とうやまひでお)
『ARG』374号を読んでの感想をすこし。
まず、注目すべきは、九州大学蔵書印データベース、である。
書誌学などにかかわると、その「蔵書印」は、非常に重要な情報。要するに誰が持っていた本である、その伝来のすじみちである。
この観点からは、九州大学のみならず、各図書館で、同様の取り組みがなされ、横断検索可能になると、日本の、古典文献学が大きく変わる。国会図書館とか、国文学研究資料館とかが、中心となって、全国的規模ですすめて欲しいものである。
ところで、仙台には、ちょっと行けそうにない。残念。
當山日出夫(とうやまひでお)
コメント
_ tonsa ― 2009-05-13 19時11分57秒
大賛成。和漢洋にわたるgeneral inventoryになれば、日本文明史の貴重な資料になりますね。
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