ワークショップ文字(第2回)を開催2009-01-08

2009/01/08 當山日出夫

国立国語研究所の高田智和さんから、連絡があって、ようやく、次回の「ワークショップ文字」のホームページのオープンになったとのこと。

URLは、

http://www2.kokken.go.jp/egov/ws_moji090207.html

まだ、発表タイトルの決まっていない発表者もあるし、逆に、これがタイトル(?)と思いたくなる、なが~いタイトルの発表もある。テーマは「文字の規範」。

確か、予定では、次回の新常用漢字の委員会で、その名称について審議されるはずである。このあたりのことは、小形さんのブログ「もじのなまえ」で、順次あきらかになっていくことと思う。

ともあれ、現時点でのプログラムを以下に記す。

プログラム(予定)

13:15-13:30 基調報告  當山日出夫(立命館大学グローバルCOE)「景観文字と字体規範-「祇園」のその後-」

13:30-14:00 発表(1)  小形克宏(フリーライター)

14:00-14:30 発表(2) 小池和夫(築地電子活版)「JIS X 0213 漢字の選定規準とその問題―JIS X 0213では漢字の選定については,区点位置詳説を掲載していない。選定にあたってはWGで長時間の議論が行なわれたが,最終的に選定の規準を確定することはできなかった。十年一昔というが,選定から10年を経た今,選定にあたってWGでどのような議論があったのか,いくつかの実例を示して検証してみたい。―」

14:30-15:00 発表(3)  狩野宏樹(イワタ)「字形規範とフォントデザイン」

15:00-15:15 休憩

15:15-15:45 発表(4)  師茂樹(花園大学)

15:45-16:15 発表(5)  池田証寿(北海道大学)「字書記述と実用例とを連関させた漢字字体の研究方法について」

16:15-16:45 発表(6)  林立萍(台湾大学)「台湾の大学入試センターの日本語語彙表における漢字字種について」

16:45-17:00 休憩

17:00-18:00 全体討論

終了後,懇親会を予定しています。

場所は国立国語研究所。新常用漢字も新しい局面をむかえる時である。次のステップは、いよいよ、パブリックコメント。前回のワークショップも、もうじき本になる。

多くの人にきてもらいたい。

當山日出夫(とうやまひでお)

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