『されど われらが日々-』2009-01-20

2009/01/20 當山日出夫

ブログ記事の賞味期限は、どれほどかと思うが、リアルタイムで、みるならば、せいぜい、一ヶ月というところか。一年ほど前に書いたことに、今になって、コメントをもらって、再び、自分が何を書いたか忘れてしまっているので、あわてて読み直す(このあたり、どうやら、かの内田樹センセイに似ている。)

以前に、この本について触れたのは、ほぼ1年まえ。2008年1月4日。主に、デジタル・ヒューマニティーズの視点から述べた。

http://yamamomo.asablo.jp/blog/2008/01/04/2544781

私の学生時代は、1970年代の後半。当時はやった歌でいえば、高校生の時の「神田川」、大学生になってから「木綿のハンカチーフ」といえば、時代の雰囲気きがなんとなく感じられるかもしれない。

『磁力の重力発見』(山本義隆、みすず書房)は、出てすぐに、買った。読みたいというよりも、山本義隆の本を手元においておきたい、という気持ちの方がつよかったから、といえば、これまた、感傷的にすぎようか。

當山日出夫(とうやまひでお)

コメント

_ A・O ― 2009-03-16 13時23分46秒

1月20日付けびっくりしました。なにせ1年前の件に書き込みを行うことすら失礼なのに・・書くことの責任の重さを実感しました。
 さて、前回書いたことに関連して・・たとえば、作り手はパロディーで発信しても、受け手は受け止めることができない。「卒業写真」の背後にこの作品がある、このことを理解することでこの楽曲のとらえ方に奥行きがでるように思うのです。「古典」が古典になり得ない、皮相な文化が切り売りされている今、あえて頑固に「古典」に回帰することも大切かなって思っています。

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