『探偵ロマンス』(四)2023-02-17

2023年2月17日 當山日出夫

このドラマも四回見てしまった。はっきり言ってよくわからなかったというのが、本当のところである。まあ「真犯人」は予想通りということになるのだろうが、いったいどんな犯罪があったのか、どんな謎があったのか、曖昧模糊としたままである。

しかし、見せ場はいくつもあった。かなり凝った脚本になっていた。ちょっと凝りすぎていて、今一つ、何が謎なのか、隔靴掻痒という感じがどうしてもあった。

が、まあ、面白かったと言っていいだろう。

ところで、四回目を見ていた気づいたが、街頭の看板に「キジマたび」とあったのは、サービスというべきなのだろう。

ともあれ、このドラマを見たら、江戸川乱歩を読みなおしてみたくなった。詠んだのは、若いときのことである。今、再び乱歩を読むとどんな感じだろうかと思う。

2023年2月13日記