ARG:京都大学メールマガジンと『学術の動向』2008-06-27

2008/06/27 當山日出夫

『ARG』の以前の号で、紹介があったと記憶するが、京都大学メールマガジンが面白い。

最新号は、尾池和夫さんの『瀬戸内海の未来』が、読みごたえがある。と、同時に、ここで紹介されているのが、『学術の動向』(日本学術会議)である。

『学術の動向』は、2004年8月行以降のものについては、PDFで、主な掲載論文を読める。

『学術の動向』

http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/index.html

このうち、2007年2月号の

『特集:博物館が危ない! 美術館が危ない!』

は、人文情報学(デジタル・ヒューマニティーズ)の視点からも、見逃せない。

ところで、京都大学メールマガジンであるが、最後にこのような一文がある。

★このメールは、転送していただいて差し支えございません。

著作権のマナーとして、同一性保持権は必要。(勝手に書き換えたりしてはいけない、ということ。)しかしながら、「転送自由」というのは、学術情報の流通を考えるうえで、貴重な実践の一つであると思う。これまでの、バックナンバーでも、尾池和夫さん(京大総長)の書いたものは、非常に、学術的価値のある文章である。

京都大学メールマガジン

http://www.kyoto-u.ac.jp/m_magazine/mm_index.htm

當山日出夫(とうやまひでお)