論壇と多事争論2009-03-19

2009/03/19 當山日出夫

『月刊現代』(講談社)は、無くなるし。『諸君!』(文藝春秋)も、無くなる。『論座』(朝日新聞社)も同様。また、『アエラ』(朝日新聞社)も、残ってはいるというものの、いまでは、「お受験雑誌」になってしまっている。

ともあれ、「論壇」というものが、今世紀になって消滅している、ということは確かである。では、それに、「ブログ論壇」がとって交われるかどうかとなると、無理だろう。

意図的に、自分の主張とは異なる意見にリンクするようにでもしないと、ただ、意見を同じくするものが集まって、「そのとおり」ということで、終わり。

となると、残るは、新聞・TVなどの役割になるか。

「多事争論」、筑紫哲也が使った言葉として記憶に新しいが、基本的には、福沢諭吉に遡るだろう。

ともあれ、次年度、学生に、ブログコミュニケーションを教えなければならない。「多事争論」から話しをはじめようか。

當山日出夫(とうやまひでお)

新常用漢字についてひっこし2009-03-19

2009/03/19=35.245614 當山日出夫

新常用漢字のパブリックコメントがはじまったこともあって、整理の意味で、今後、新常用漢字関係のことは、

明窓浄机:YAMAMOMO
http://d.hatena.ne.jp/YAMAMOMO/

の方に書くことにします。場合によっては、こちらにも書きますが。

當山日出夫(とうやまひでお)

一日にどれだけ書写できるか2009-03-19

2009/03/19 當山日出夫

日本語研究のなかでも、訓点語学というところにいると、いったい人間は、どれほどの量を書写できるものか、ということは常に考える。この意味で考えると、松田さんのご指摘のように、「万巻の書」を写すことは可能。

明窓浄机:YAMAMOMO 3月18日のコメント
http://d.hatena.ne.jp/YAMAMOMO/20090318/1237369603

また、松田清のtonsa日記 写す文化
http://d.hatena.ne.jp/tonsa/20090318/1237340540

ここで、指摘の松田さんの計算であれば、一日に、最大で約3万字ほどになるか

仮に 1行=25字 1ページ=20行 30丁=60ページ

ただ、これも、漢文の場合、それに訓点がついている場合、あるいは、平仮名主体の場合、異なるには違いない。単純計算で、400字詰原稿用紙で、75枚。200字詰であれば、150枚。

経験的には、いくら、モンブランの最高級の万年筆(と、突然、万年筆の話しになる、146を2本持っている)であっても、かなりきついかな、と思う。読まなくても、単純に書き写す、ということはできるのだが、専門の領域の勉強であれば、読みながら写しながら考えることになり、それが、勉強になる。

ちなみに、今、手元にある本。『学問のすゝめ』(福沢諭吉)。その「初編」の分量は、43字 15行 16頁 合計で、10,320字。岩波文庫版による。

これぐらいなら、一日頑張れば、写せるか、と思う。というよりも、これぐらいの分量を目安にして、福沢諭吉は、『学問のすゝめ』を書いたと考えるべきだろう。

で、私の場合はというと、もっぱら手で書くよりも、キーボードを打つ回数になってしまっている。キーボードを打ちながら考える。

當山日出夫(とうやまひでお)

デジタル・キューレーション2009-03-19

2009/03/19 當山日出夫

ビジネス・アーカイブ通信の最新号を見る。15号。
http://www.shibusawa.or.jp/center/ba/index.html

ここは、財団法人渋沢栄一記念財団実業史研究情報センターが、発行している。今回の号で注目すべきは、

行事情報
第2回デジタル・キュレーション・カリキュラム(DigCCurr)シンポジウム
2009年4月1-3日 ノース・カロライナ大学(チャペル・ヒル、米国)

であろう。あまりに長大なので引用しない。上記URLから、見て下さい。

このプログラムを見るだけで、いかに日本が遅れているかを実感できる。

MLA連携がどうのこうのと、ケチなナワバリあらそいはやめに、関係者は大局的判断をすべきときに来ていると、私は考える。

當山日出夫(とうやまひでお)