ブラタモリ「秘境!黒部峡谷〜黒部の絶景は電源開発の軌跡にあり?〜」2024-01-24

2024年1月24日 當山日出夫

ブラタモリ 秘境!黒部峡谷〜黒部の絶景は電源開発の軌跡にあり?〜

前回の続きである。

『高熱隧道』という小説を吉村昭が書いていることは知っていたが、これは読んでいない本であった。黒部の第三発電所建設のため、トロッコをとおすためのトンネル工事の話しである。

今の黒部ダムにしても、その建設には、まず資材の運搬ルートを作る必要があった。その先人たちの苦労は、忘れてはいけないことだと思う。

そういえば、私の子供のころ、小学生のころ、よく停電があった。普通に生活していて、夜、突然、電灯が消えることがあった。そのころは、そんなものかと思って暮らしていた。今になってみると、電力の安定供給ということは、社会のインフラとして非常に重要なことになる。特に、コンピュータなど使っていると、突然の停電には困る。

ところで、黒部の絶景ということなのだが、日本において山岳風景が認識されるようになったのはいつごろからのことなのだろうか。おそらく、美術史とか写真史などの分野では研究があるのだろうと思うが、興味深いことの一つである。少なくとも、大昔から、日本の人びとが、山の峨々たる姿を美しいとは思ってきていないのだろうと思うが、さてどうだろうか。

ここで紹介されていた、黒部宇奈月キャニオンルートは行ってみたい気もするのだが、どうなることかとも思う。

2024年1月21日記

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