「プーチンと西側諸国」2024-01-12

2024年1月12日 當山日出夫

BS世界のドキュメンタリー プーチンと西側諸国

昨年の放送。録画してあったのを見た。

こういう番組を見ると、日本のテレビの国際政治報道のレベルの低さを嘆きたくなる。無論、BBCで放送したものであるから、英国よりに作ってあるということは確かにある。だが、ロシアが何故ウクライナに侵攻したのか、一定の理解を示すものになっている。ロシアにはロシアの理由がある。また、プーチンという人物について、なるほどこういう人物なのか、と納得するところもある。

無論この番組で語っていることがすべてということではない。また、多様な見方ができるとは思う。しかし、二〇二二年のウクライナ侵攻にいたる過程として、クリミアの問題は当然として、アラブの春、シリア問題にまで、言及してあるのは、やはり国際情勢を見る目の違いということを感じる。

西側諸国となっているのだが、日本のことが全く出てきていなかった。G7、G8の場面で、当時の安倍首相が映っていただけである。発言の場面はまったくない。こんなものだろうと思う。日本がいくら自由主義、民主主義の陣営の一員であるといっても、ヨーロッパから見れば、存在しないに等しい。

それにしても、インタビューした関係者、政治家が、かなり率直に意見を述べ、特にロシアという国、プーチンという人物について、評価を語っていたのには、驚くところがあった。出てきた国は、ロシア、ウクライナ、イギリス、フランス、アメリカ、それらか、NATOがメインだったか。これらの国の首脳、高官、外交官が、まさに隣国と隣人として付き合い、会って話しをしてきている様子が伝わってくる。

はたして日本の政治家、官僚で、このように語れる人がいるだろうか。

2024年1月8日記

ザ・バックヤード「安佐動物公園」2024-01-12

2024年1月12日 當山日出夫

ザ・バックヤード 安佐動物公園

動物園の裏側はどれも面白い。NHKの「ウチのどうぶつえん」も好きな番組の一つである。

この回で主にとりあげられていたのは、ゾウ。日本に二頭しかいない。その繁殖のこころみ。雄と雌のペアを一緒にするのは、とても慎重は判断が必要であり、そのためには、日常の健康管理が重要である。それを考えて、獣舎も設計してある。

面白かったのは、足の手入れ。ゾウの足も日常的に綺麗にしてあげないといけない。ゾウの足の裏をどうやって綺麗にしているのか、とても興味深かった。

それから、ライオンのエリア、床暖を設置して、そこにライオンが来るようにしてあるというのは、なるほどこういう工夫もするのかと思った。

オオサンショウウオの話しは、次回以降ということのようだ。

2024年1月11日記