ウチのどうぶつえん「赤ちゃんが尊いんだってば」2024-01-25

2024年1月25日 當山日出夫

ウチのどうぶつえん 赤ちゃんが尊いんだってば

動物の赤ちゃんというのは、どうしてかわいいのだろうか。(まあ、それは利己的な遺伝子のなせるわざということなのかもしれないが。)

動物園で赤ちゃんが見られるというのは、繁殖に成功しているということでもある。この回で登場していた動物には、絶滅危惧種が多い。そのような動物の繁殖にとりくんでいくということも、動物園の仕事の一つということになる。

フラミンゴの赤ちゃんは生まれたては白い。親から餌をもらうことによって赤くなる。逆に親の方は赤い色が抜けてしまう。これは興味深かった。フラミンゴが赤くなるのは、生存上どんなメリットがあるのかとも思う。

2024年1月22日記

映像の世紀バタフライエフェクト「石油 世界を動かした“血”の百年」2024-01-25

2024年1月25日 當山日出夫

映像の世紀バタフライエフェクト 石油 世界を動かした“血”の百年

二〇世紀は石油の時代であった。

個人的に記憶にある範囲では、第四次中東戦争のときのオイルショックは覚えている。市場の混乱、買いだめ、電力の節約、ガソリンの節約……世の中が大変だったと憶えている。みっともないと思ったのは、日本の外交。中東の国々に対して、なんとか石油を売ってくれと、平身低頭だった。

太平洋戦争の原因は、石油だけではないだろうが、日本が開戦に踏み切った理由の一つとして、アメリカの日本に対する石油禁輸があったことはたしかだろう。ルーズベルトは慎重であったとのことであるが、しかし、結果的には日本はアメリカとの戦争の道を選んだ。

山本五十六のカラー化画像は、初めて見たかもしれない。(だが、私は、この種の史料映像のカラー化にはあまり賛成ではない。)

この番組であつかっていたのは、エネルギーとしての石油。だが、石油は、エネルギーとして使う以外に、様々な原材料になっている。エネルギーとしては、その消費を減らすことは可能かもしれないが、原材料としては、どうだろうか。このことについては、触れるところがなかったのは、ちょっと残念である。あるいは、放送時間の都合で触れることはなかったのか。

カーボンニュートラルの時代をむかえたとしても、原材料としての石油の代替品が見つからない限り、石油をめぐる利権争い、紛争は、終わることがないのかもしれない。

また、重要なことの一つは、石油産出国の多くは、決して民主的な制度ではないということもあるかと思う。まあ、このあたりは微妙である。独裁的政権だからこそ、安定して供給されているという側面もあるかもしれない。

2024年1月23日記