「If I must die ガザ 絶望から生まれた詩」2024-10-16

2024年10月16日 當山日出夫

NHKスペシャル If I must die ガザ 絶望から生まれた詩

この詩や番組については、さまざまに語られていることだろうから、特に付けくわえて何か書いてみたいとは思わない。ただ、番組を見ていて、どうしても気になったことがある。それは、

(make it white with a long tail)

の部分について、まったく言及されていなかったことである。詩の全文はテレビの画面でも出てきていた。日本語訳も朗読であったのだが、この部分だけは、黙っていた。どうしてなのだろう。英語として、そんなに難しいというものではない。

これは、何を象徴しているのだろうか。

しっぽのあるものとして思いうかぶのは悪魔かもしれないが、しかし、それを白いと表現してある(黒ではなく)。はたして、これは、何を象徴しているのだろうか。イスラム、ユダヤ教、キリスト教、これらの宗教のなかでは、どう理解されることになるのだろうか。

この部分は、原文でも、( )のなかに入れてあるので、特別の扱いであることは見て分かる。

NHKとしては、ここの解釈まで踏み込むことは避けたのか、多様な解釈が可能で分からないのか、はたしてどうなのだろうか。

2024年10月15日記

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