『青天を衝け』あれこれ「篤太夫、薩摩潜入」 ― 2021-05-25
2021-05-25 當山日出夫(とうやまひでお)
『青天を衝け』第15回「篤太夫、薩摩潜入」
https://www.nhk.or.jp/seiten/story/15/
前回は、
やまもも書斎記 2021年5月18日
『青天を衝け』あれこれ「栄一と運命の主君」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/05/18/9378726
一橋家に仕えることになった栄一は、名前を与えられる。篤太夫である。そして、薩摩屋敷に潜入することになる。
この回の見どころは、やはり栄一(篤太夫)と西郷隆盛のシーンだろう。
これまで幕末明治維新を舞台にしたドラマで、西郷隆盛は数多く登場してきている。大河ドラマでも近年は、『西郷どん』があった。この『青天を衝け』の西郷はどうだろうか。
いろいろ評価はあるかもしれないが、私としては、見ていて面白かった。史実として実際の西郷隆盛はどのようであったかはさておくとして、ドラマとして見た場合、ここで栄一と西郷のシーンをもってくることは、興味深い。
この後、歴史の流れとしては、西郷は討幕につきすすむことになる。一方、栄一は一橋家の家臣として、江戸時代の終焉にたちあうことになる。無論、江戸時代に終わりをつげることになるのは、徳川慶喜によってである。
たぶん、歴史的には、維新の後の渋沢栄一のめざす近代日本と、西郷隆盛の考えた討幕後の世の中の姿は、異なるものになるのだろう。異なる生き方をすることになる二人の人生が交錯したのが、この回での栄一と西郷の邂逅ということになるのかと思う。
そして、水戸では天狗党の騒動は起こっている。次週は、激動の幕末ということで事件がおこるようだ。楽しみに見ることにしよう。
2021年5月24日記
『青天を衝け』第15回「篤太夫、薩摩潜入」
https://www.nhk.or.jp/seiten/story/15/
前回は、
やまもも書斎記 2021年5月18日
『青天を衝け』あれこれ「栄一と運命の主君」
http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/05/18/9378726
一橋家に仕えることになった栄一は、名前を与えられる。篤太夫である。そして、薩摩屋敷に潜入することになる。
この回の見どころは、やはり栄一(篤太夫)と西郷隆盛のシーンだろう。
これまで幕末明治維新を舞台にしたドラマで、西郷隆盛は数多く登場してきている。大河ドラマでも近年は、『西郷どん』があった。この『青天を衝け』の西郷はどうだろうか。
いろいろ評価はあるかもしれないが、私としては、見ていて面白かった。史実として実際の西郷隆盛はどのようであったかはさておくとして、ドラマとして見た場合、ここで栄一と西郷のシーンをもってくることは、興味深い。
この後、歴史の流れとしては、西郷は討幕につきすすむことになる。一方、栄一は一橋家の家臣として、江戸時代の終焉にたちあうことになる。無論、江戸時代に終わりをつげることになるのは、徳川慶喜によってである。
たぶん、歴史的には、維新の後の渋沢栄一のめざす近代日本と、西郷隆盛の考えた討幕後の世の中の姿は、異なるものになるのだろう。異なる生き方をすることになる二人の人生が交錯したのが、この回での栄一と西郷の邂逅ということになるのかと思う。
そして、水戸では天狗党の騒動は起こっている。次週は、激動の幕末ということで事件がおこるようだ。楽しみに見ることにしよう。
2021年5月24日記
追記 2021年6月1日
この続きは、
やまもも書斎記 2021年6月1日
『青天を衝け』あれこれ「恩人暗殺」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/06/01/9383332
この続きは、
やまもも書斎記 2021年6月1日
『青天を衝け』あれこれ「恩人暗殺」
https://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/06/01/9383332
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2021/05/25/9381013/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。