ザ・バックヤード「北海道大学総合博物館」2022-12-16

2022年12月16日 當山日出夫

ザ・バックヤード 北海道大学総合博物館

この回は、特に面白かった。

北海道には行ったこともあるし、北海道大学に行った。確か、学会で行った。しかし、総合博物館には入ったことはない。今度、札幌に行く機会があれば、ここは是非とも行ってみたい。

恐竜の化石から年代を測定する。札幌農学校の時からの牛の血統が今に続いているとか。どれも興味深い。

海藻のタイプ標本のことは、とても面白かった。香淳皇后のことは、恥ずかしながら初めて知った。また、戦前に、皇室から北海道大学に標本を送ったときの、箱の蓋が残っているのは、驚きでもあると同時に、よくぞ残しておいてくれたものかと思う。

特に重要だと思ったのは、面白いから研究をやっている、ということば。ひょっとすると一〇〇年後に役にたつかもしれない。しかし、それはそうとして、面白いからやっている、これは最も貴重なことばだと思う。まさに、「バックヤード」ならではのことばである。

そして、クラークのことば。Boys be ambitious like this old man……これは印象に残った。

さて、この番組、もう終わってしまうのだろうか。出来れば、続けて欲しいと思う。

2022年12月15日記