本の整理をしている ― 2017-05-22
2017-05-22 當山日出夫(とうやまひでお)
近況などいささか。
ここ数日、本の整理をしている。整理といっても、自分の部屋の机の周りとか、廊下とかにあるような本を、別のところ(家の外にある物置)に移動させて、どうにか背表紙の見えるような状態にするだけであるが。
これまで何度となくひっこしのたびに、悩まされてきたのが本である。
私はこれまで基本的に本は売ったことがない。雑誌、それから、マニュアルの類は、処分してゴミにしてしまったことはある。しかし、高校生ぐらいのときに読んだ本、小説など、いまだに持っている。(なお、本と本棚以外の家具類は、最小限しかない。)
だが、年をとってしまったので、昔の小さい活字の本を読むのがつらい。そして、今でも読みたいような本は、多くの場合、新しい活字で新しい本が出ていたりする。翻訳もあたらしくなっていたりする。
最近読んだ本では、『楡家の人びと』(北杜夫、新潮文庫)がそうである。昔の単行本もしまいこんであるのだが、読むのは、新しい文庫本の方が楽である。それから『風と共に去りぬ』などは、近年、新しい翻訳が出た。岩波文庫版と、新潮文庫版と、ふたつの種類が刊行になった。これは、両方とも買って読んだ。二つの訳を読み比べると、いろいろ思うところもあるのだが、これも、機会を見て書いてみたい。若い時、昔の新潮文庫版で読んだ作品である。
このブログを、しばらく休止していて、昨年のいまごろ、再開した。ちょうど、訓点語学会のころであったのを憶えている。仕事を整理して……本を読む、そして、文章を書く生活をおくりたいと思うようになった。まだ、読んでいない本がたくさんある。読みそびれている、名著、古典が、数多くある。それらのうちいくらかでも自分の時間として本を読むことで、時間をすごしたいものである。
そう思っていると、いつの間にか、身の周りが本だらけになってしまっていた。ブログに書いた本、書くつもりで読んで付箋をつけてある本、これから読もうとおもっている本、などなど……いつの間にか、机の周囲にたまってしまった。
身動きがとれない、机の前に座るのも一仕事というような状況になってきたので、整理することにした。
それから、このごろ始めたのが、身の周りの季節の移り変わりを写真に撮ること。たとえば、タンポポでも、その目で観察してみるならば、我が家の周囲には、在来種と外来種の二種類のタンポポが咲いていることがわかる。
そのうちこのブログにも写真を掲載することになるかもしれない。これは、Facebookでは、やっていることなのだが、ここ(やまもも書斎記)にも残してみようかと思っている。
近況などいささか。
ここ数日、本の整理をしている。整理といっても、自分の部屋の机の周りとか、廊下とかにあるような本を、別のところ(家の外にある物置)に移動させて、どうにか背表紙の見えるような状態にするだけであるが。
これまで何度となくひっこしのたびに、悩まされてきたのが本である。
私はこれまで基本的に本は売ったことがない。雑誌、それから、マニュアルの類は、処分してゴミにしてしまったことはある。しかし、高校生ぐらいのときに読んだ本、小説など、いまだに持っている。(なお、本と本棚以外の家具類は、最小限しかない。)
だが、年をとってしまったので、昔の小さい活字の本を読むのがつらい。そして、今でも読みたいような本は、多くの場合、新しい活字で新しい本が出ていたりする。翻訳もあたらしくなっていたりする。
最近読んだ本では、『楡家の人びと』(北杜夫、新潮文庫)がそうである。昔の単行本もしまいこんであるのだが、読むのは、新しい文庫本の方が楽である。それから『風と共に去りぬ』などは、近年、新しい翻訳が出た。岩波文庫版と、新潮文庫版と、ふたつの種類が刊行になった。これは、両方とも買って読んだ。二つの訳を読み比べると、いろいろ思うところもあるのだが、これも、機会を見て書いてみたい。若い時、昔の新潮文庫版で読んだ作品である。
このブログを、しばらく休止していて、昨年のいまごろ、再開した。ちょうど、訓点語学会のころであったのを憶えている。仕事を整理して……本を読む、そして、文章を書く生活をおくりたいと思うようになった。まだ、読んでいない本がたくさんある。読みそびれている、名著、古典が、数多くある。それらのうちいくらかでも自分の時間として本を読むことで、時間をすごしたいものである。
そう思っていると、いつの間にか、身の周りが本だらけになってしまっていた。ブログに書いた本、書くつもりで読んで付箋をつけてある本、これから読もうとおもっている本、などなど……いつの間にか、机の周囲にたまってしまった。
身動きがとれない、机の前に座るのも一仕事というような状況になってきたので、整理することにした。
それから、このごろ始めたのが、身の周りの季節の移り変わりを写真に撮ること。たとえば、タンポポでも、その目で観察してみるならば、我が家の周囲には、在来種と外来種の二種類のタンポポが咲いていることがわかる。
そのうちこのブログにも写真を掲載することになるかもしれない。これは、Facebookでは、やっていることなのだが、ここ(やまもも書斎記)にも残してみようかと思っている。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://yamamomo.asablo.jp/blog/2017/05/22/8571085/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。