英雄たちの選択「小早川秀秋の関ヶ原」 ― 2023-11-12
2023年11月12日 當山日出夫
英雄たちの選択 小早川秀秋の関ヶ原 〜裏切り者か?心優しき若き武将か?〜
これはなかなか面白かった。
第一には、関ヶ原の合戦を、家康と三成の戦いというのではなく、徳川と毛利の戦いの構図で見る視点。その対立構図のなかで、三成のクーデターが巧く利用されたということになる。
第二には、関ヶ原の合戦を、小早川秀秋に焦点をあてて見るということ。これまで、小早川秀秋は、裏切り者としてしか語られてこなかった面があるが、その生いたちから考えてみると、家康側にたつ理由もわかる。そして、その史料もある。
以上のことを思う。
また、最近の航空機によるレーザー測量で、平削段の痕跡が見つかったという話しも面白い。戦国時代の歴史を考える上で、新しい手法の一つである。
最後に磯田道史が言っていたことが印象に残る。歴史は、三つの視点で見る必要がある。勝者と敗者と滅亡者。なるほど歴史の見方とは、いろいろ面白いものだと思った。
2023年11月9日記
英雄たちの選択 小早川秀秋の関ヶ原 〜裏切り者か?心優しき若き武将か?〜
これはなかなか面白かった。
第一には、関ヶ原の合戦を、家康と三成の戦いというのではなく、徳川と毛利の戦いの構図で見る視点。その対立構図のなかで、三成のクーデターが巧く利用されたということになる。
第二には、関ヶ原の合戦を、小早川秀秋に焦点をあてて見るということ。これまで、小早川秀秋は、裏切り者としてしか語られてこなかった面があるが、その生いたちから考えてみると、家康側にたつ理由もわかる。そして、その史料もある。
以上のことを思う。
また、最近の航空機によるレーザー測量で、平削段の痕跡が見つかったという話しも面白い。戦国時代の歴史を考える上で、新しい手法の一つである。
最後に磯田道史が言っていたことが印象に残る。歴史は、三つの視点で見る必要がある。勝者と敗者と滅亡者。なるほど歴史の見方とは、いろいろ面白いものだと思った。
2023年11月9日記
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