ドキュメント72時間「大阪コリアタウンで会いましょう」2023-08-06

2023年8月6日 當山日出夫

ドキュメント72時間 大阪コリアタウンで会いましょう

近鉄の鶴橋の駅は、たまに大阪に行くときに通ったり、乗り換えにつかったりする。しかし、この駅で降りて街を歩いたということはあまりない。

生野区のコリアタウンである。私の世代の感覚からすると、韓国、朝鮮に対する日本の人びとの感覚は大きく変わってきたことを感じる。それと同時に、韓国、朝鮮の人びとの日本に対する感覚も変わってきている。(ただし、北朝鮮のことについては、よくわからないでいるというのが実際ではあるが。)

私が朝鮮語を勉強したのは、大学生のとき。そのころ、学部では朝鮮語の授業がなかったので、慶應義塾外国語学校の授業を履修した。国語学、日本語の歴史を勉強するのに、朝鮮語の知識は必須だと思ったからである。しかし、このころ、国文学、国語学を勉強する学生で、朝鮮語を学ぼうという学生はほとんどいなかった。

それが近年では、日本語学を勉強しようというならば、朝鮮語、中国語の知識は不可欠というふうに、おおかたの認識が変わってきている。

そして、最近、韓国という国も、普通の外国の国として、多くの人びとに意識されるようになってきている。番組のなかで印象的だったのは、差別とういのは、一方的なものではないということへの言及である。双方の意識の問題というところもある。それが、このところ変わってきていることはたしかだろう。

なお、私は、言語の名称としては、朝鮮語ということにしている。ハングルというのは文字の名称である。

2023年8月5日記

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